TECHNOLOGY

独自の脂肪酸β酸化
PETトレーサー:7-FTO

心筋エネルギー代謝の中核を担う脂肪酸β酸化を可視化する、独自のPETイメージング技術。
従来の形態・機能評価とは異なる『心筋代謝』という新たな情報を提供します。

心筋代謝とβ酸化

β-Oxidation

なぜ脂肪酸β酸化なのか?

心臓は絶えず大量のATPを必要とする臓器であり、正常心筋では脂肪酸β酸化が主要なエネルギー産生経路の一つです。心筋のエネルギー基質利用は病態に応じて変化するため、その代謝状態を捉えることは病態理解につながる可能性があります。

心筋エネルギー代謝を捉える

心疾患では、心筋の構造や機能だけでなく、エネルギー代謝にも変化が生じます。脂肪酸β酸化という代謝プロセスを画像化することで、従来の形態・機能画像とは異なる視点から心筋の状態を評価することを目指します。

脂肪酸β酸化を反映する設計と動態最適化

CDB-001C(7-FTO)

高い特異性と動態最適化

脂肪酸β酸化経路への取り込みを反映するよう設計された^18F標識脂肪酸アナログです。標識位置の最適化により、高い心筋集積と低い骨集積を示し、明瞭な心筋PET画像を実現しました。

※CPT-I阻害により心筋集積が大きく低下し、脂肪酸β酸化経路を反映することを非臨床で確認

短時間撮像を目指した優れたイメージング特性

高い心筋集積と良好なクリアランス特性により、短時間で明瞭な心筋画像を取得できるPET検査の実現を目指しています。

グローバルな知的財産権

日米欧中を含む複数の国・地域で関連特許が成立しており、グローバルな事業展開を支える知的財産基盤を構築しています。

開発ステータス

R&D 

GLP毒性試験完了

GMP合成ルート確立済

米国での臨床試験開始に向けた申請準備

非臨床PETで確認された特性

サル全身PETにおいて、高い心筋集積と低いバックグラウンドを示し、明瞭な心筋描出を確認しています。

1つの化合物から、複数の臓器へ、代謝イメージングの可能性を広げる

PIPELINE

CDB-001(7-FTO)を共通の化合物基盤として、まず心臓領域(CDB-001C)で臨床開発を進めます。
さらに、脂肪酸β酸化が重要な役割を担う腎臓など、他臓器への展開可能性も探索しています。

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